

「バスタブ溺死」ホイットニーの壮絶ドラッグ人生
CD総売り上げ1億7000万枚の天才歌手がビバリーヒルズの豪華ホテルで急死

'05年、バルバドス島でくつろぐホイットニー。全盛期の頃の健康的な身体から随分とやせ細ってしまった
「ドラッグと周囲の悪い人たちが、彼女の命や夢や愛を奪ってしまった」
突然の歌姫の死を、そう悼(いた)んだのは歌手のセリーヌ・ディオン(43)。"5オクターブの美声"を持つ歌手ホイットニー・ヒューストン(享年48)の後半生は、壮絶なクスリ漬けの日々だった。
ホイットニーが宿泊先のホテルの浴槽に沈んでいるのを発見されたのは、2月11日。グラミー賞の前夜祭に参加するはずの日の悲劇だった。2月14日現在、彼女の死因は処方薬とアルコールの同時摂取による意識朦朧の状態で、風呂に浸(つか)ったための溺死だったと見られている。