

金正恩が"聖地"白頭山に誓った「最悪のシナリオ」
電力不足で北朝鮮が消えた!

昨年11月に公開された衛星写真。韓国電気研究院によると、北朝鮮の電力消費量は日本や韓国の4%ほどにすぎないという
闇に包まれ、光の存在がほとんど確認できない漆黒の土地――。
上の写真は、米航空宇宙局(NASA)の国際宇宙ステーションから撮影された東アジアの夜景画像だ。日本や韓国は言うに及ばず、中国との国境地帯は山間部でさえ明るい光を放っているが、北朝鮮は全土が真っ暗。その国が、まるで消滅してしまったように見える。なぜそう見えるのか。それは深刻な電力不足にある。過去3回、北朝鮮で電力支援を行った米国の民間団体ノーチラス研究所のデビッド・フォン・ヒッペル研究員が話す。