

富岡八幡宮刺殺事件でわかった「名門神社の金満事情」
「手切れ金は1億円」「宮司の月給は200万円」…

’91年、富岡八幡宮の「神輿納受式」の際の茂永容疑者。この4年後に宮司に就任する。富岡八幡宮のパンフレットより
「富岡八幡宮の収入源は、まずお賽銭やお札などの販売、これはお正月だけで約2億円に上る年もあります。他にも厄払いや車のお祓い、不動産の賃料収入などを合わせて、少ない年でも年間約5億円、多い時は約15億円ほどの収入があります。そのカネを使って贅沢三昧の生活をしている超強欲神主、富岡長子の姿が氏子などにも知られていないんです」
’14年9月、本誌の取材に富岡茂永容疑者(享年56)はそう話していた。12月7日に発生した、東京・江東区の富岡八幡宮での宮司刺殺事件の容疑者である。