

保阪尚希が死線を彷徨って得たビジネスの極意
年商10億円超! 死を覚悟した大手術と両親の自殺で見えたもの

「保阪流」商品の数々。左手に持っているのは「ストレッチハーツ」というマッサージ用器具。上に座ると骨盤矯正にも効果があるという。右手には酵素ドリンク「ファスティング」
「年商は10億円以上ありますよ。健康や食品関係を中心に、20種類ほどの商品を通信販売しているんです。いまでは芸能の仕事が1割ぐらいで、ビジネスのほうが生活の主になっています。ボクのファンである中高年の女性と、食品に興味のある通販の消費者層が重なったのが大きかった。彼女たちに直接訴えかけることができたのが、成功の一因でしょう」
こう語るのは俳優の保阪尚希(50)だ。意外にも現在は、通信販売で大成功を収めているという。’86年にデビューして以来、『家なき子』(日本テレビ系)、『サラリーマン金太郎』(TBS系)、NHK大河ドラマ『葵 徳川三代』など多くの作品に出演。萩原聖人や福山雅治らと「新・平成御三家」と呼ばれた名優がビジネスの極意を掴んだ裏には、死線を彷徨(さまよ)った壮絶な体験がある(発言はすべて保阪)。