

最大M9 巨大地震が襲う都市はここだ!
正月からグラグラ……「今年は危ない」と研究機関も警告

小池百合子都知事が市場移転に注力している豊洲も実は危険地域
「最も深刻なのは首都圏です。年末年始に規模の大きな直下型の地震が連発しているうえに、6日には伊豆沖を震源とする地震が3度も発生している。私は1923年以降の地震のデータベースを作成しているのですが、ここまで頻発することは珍しく、フィリピン海プレートが非常に活発化している恐れがあります。プレートが大きく跳ね上がれば、首都圏でM7級の地震が発生し、銀座や有楽町、豊洲のような海抜の低い地域は津波に呑まれる。年内に凄惨な天災が起きてもおかしくはありません」
こう語るのは立命館大学歴史都市防災研究所の高橋学氏。昨年12月19日、政府の地震調査委員会は「北海道東部沖で、M9級の超巨大地震が切迫している可能性が高い」という予測結果を公表。今後30年の間に最大40%の確率で発生するとしたが、高橋氏が指摘するように、巨大地震が「切迫している」のは北海道東部だけではない。同氏によれば、首都圏、そして大阪もまた、非常に危険な状態にあるという。