

安田美沙子「7歳上俳優にお持ち帰りされた夜」
初主演の舞台公演後、カレの部屋で二人っきりの「深夜の稽古♡」直近の例で言えば大森南朋(なお)だろう。確かな実力を持ち、自分の言葉で演技を語れる者は、たとえ美貌の持ち主でなくとも、浅見れいなや蒼井 優を落とせてしまうのである。それを美形にやられたら、彼女だって――。

スレ違ったOLたちが、
「今の本人だよね!?」
と思わず振り返るほど、その日の安田美沙子(29)はツッコミどころが満載なのであった。
まるで亜熱帯地方のように蒸した梅雨明け直前のある夜、安田は顔の半分をマスクで覆(おお)い、オーバーオールでバツグンのスタイルを隠し、なぜかギターケースを手にしながら東京・恵比寿(渋谷区)のバス通りを歩いていたのである。
しかも、イケメン同伴で。