巨大新社屋建設は帝国崩壊の序章か<figure><img src="https://media.friday.gold/image/upload/dpr_2,f_auto,q_auto:eco/if_iw_gt_1280,w_640/v1/assets/2020/10/media2018-01-25-73_l.jpg?__cld_token__=exp=1725839658~hmac=629fa0c4f5d69e84d22788b1922af42f02e47b02f06fd261ca5be98fb6ff6af9" alt="iPhone X「爆死」で始まったアップル社内の戦犯探し" data-asset-id="29666"></figure>クック氏は3ヵ月分あった余剰在庫を1日分まで整理するなど、経営管理では素晴らしい才覚を発揮していた「アップルが『先進的なイノベーションを生み出す会社』であったのは過去のことです。かつてはiPhoneやiPadなど、他の企業が真似できない商品を生み出していましたが、’11年以降、発表する新商品は他の企業を後追いするようなものばかり。もはやiPhoneという一本の『金の生(な)る木』が生む利益に頼らざるを得ない状態です。iPhoneが売れなくなれば、アップルにとっては非常に厳しい状況が待っているでしょう」(『アップル、アマゾン、グーグルのイノベーション戦略』著者の雨宮寛二氏)