北関東、東北各県出身の彼女たちが、故郷への想いを語った生まれ育った街が壊れてゆく。生放送でその映像を目にしながら、愛する人の安否すら確認できない苛立ちと悲しみ。故郷を想うアイドル、タレント6人がその心痛を吐露する。<h2>瀬戸早妃　(25歳・タレント　宮城県仙台市出身) 大丈夫？　っていう言葉は本当の優しさとは思えない</h2><figure><img src="https://media.friday.gold/image/upload/dpr_2,f_auto,q_auto:eco/if_iw_gt_1280,w_640/v1/assets/2020/10/media2018-01-31-16_l.jpg?__cld_token__=exp=1725839350~hmac=801ab5c0b72282b54fb2835c06151e94ead348d095ff199fc4d9a5502928a101" alt="巨大地震が飲み込んだ「アイドルたちの街」" data-asset-id="29371"></figure>「生まれてから高校卒業まで暮らした街です。今でも小学校時代の先生が舞台を見に来てくれたり、上京した友だちと食事にいったりしてます。お正月に帰省した時はいい年にしようって友だちと話したばかりなのに」　瀬戸早妃(25)の実家は仙台市若林区にある。津波に飲まれたと見られる300体もの遺体が目視確認された、最大被害地の一つだ。