

20年で約7倍! 超初心者のための「金投資」マニュアル
8月には史上最高値を更新
コロナショックの中、手堅い投資先として大注目

インゴットと呼ばれる金の延べ棒を保有することも資産防衛の一つ。ずっしりとした重みには安心感がある
コロナ禍の中、いま「金」が高い。
3月はわずかに下落したが、そこから価格は急上昇し始め、ついには8月7日、史上最高値となる2075ドル(1トロイオンス=約31.1gあたり)を記録した。現在の価格は1900ドル台に落ち着いたものの、依然として高値を維持している。世界中の投資家が、いま金を買っているのだ。その理由を、スイス銀行で貴金属ディーラーを務めていた経済評論家の豊島逸夫氏はこう解説する。