

保存版 「伝説の有馬記念」最高の名勝負はコレだ!
テンポイント、シンボリルドルフ、オグリキャップ、トウカイテイオー、ディープインパクト……そして
競馬大好き3人衆が、アツ〜く真冬の大熱討!
毎年末をアツく盛り上げ、数々の伝説的な勝負を生んできた「有馬記念」。
今回その50年の歴史を振り返るのは、鈴木淑子、須田鷹雄、見栄晴の3人の熱狂的競馬ファンたち。
最高の名勝負の数々がいま、彼らのアツすぎる舌戦によって蘇る!

伝説として刻まれた「復活劇」――オグリ&トウカイテイオー
鈴木淑子「やっぱり有馬記念と言えば’90年のオグリキャップ。もともとオグリキャップは地方競馬で活躍していたのですが、中央に移籍後の初レースで圧勝し、その後も連戦連勝で、"芦毛の怪物"とニックネームが付いて話題になっていました。その怪物が中央のエリート馬相手にどんな競馬をするんだろう、という期待感がファンの間で凄く盛り上がっていったんですよね。オグリキャップはその期待に応え、その年の有馬記念(’88年)で勝って日本のサラブレッドの頂点に立った。ところが、そんなヒーローがキャリアの終盤になり、全然力を出せなくなる。『引退させた方がいいんじゃないか?』『これ以上走らせるのは可哀相じゃないか?』という声が多く聞こえるようになったなかで、迎えたラストランが、’90年の有馬記念でした」