

新燃岳の爆発的噴火は大地震や富士山噴火の前兆なのか?
次にやってくる自然災害は南海トラフ地震? 富士山噴火?

3月10日、午前2時頃。溶岩と噴煙を吹き出す新燃岳。有毒な火山ガス(二酸化硫黄)を一日最大で3万4000t放出
「新燃岳のマグマは、フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に潜り込む際の圧力と温度により発生します。同じ火山帯にある阿蘇山や桜島も、今後活動を活発化させる可能性がある。新燃岳と同じく、フィリピン海プレートが潜り込むことで発生したマグマによりできたのが富士山です。プレートが潜り込んでいる以上、活火山である富士山の噴火も近づいていると考えられます」
警鐘を鳴らすのは、武蔵野学院大学特任教授(地球物理学)の島村英紀氏だ。