

トランプ大統領を「救世主」と崇める『Qアノン』が日本にもいた!
SNSを巧みに利用し、勢力拡大を目論む活動家に接触

トランプ大統領の支持集会に現れたQアノン信奉者たち。’18年末から、盛んにデモ活動を行うようになった
『Qアノン』とは、トランプ大統領を「救世主」と崇(あが)める陰謀論者の集団のこと。’17年10月、「Q」と名乗る人物がインターネット掲示板に、トランプ大統領が人身売買や悪魔崇拝を行う悪の支配層『カバール』と人知れず戦っている、と投稿し、それを信じた人々がSNSを巧みに利用し、陰謀論を拡散したのだ。
新型コロナウイルスによる外出自粛の影響か、今年に入って信奉者が急増。彼らは新型コロナウイルスは存在しないといった誤情報の発信や、黒人に対する差別的な言動を盛んに行うことから、米国内では社会問題となっている。さらにジョージア州ではQアノンを信奉する候補者が共和党下院予備選で勝利し、11月の本選での当選が確実視されるなど、活動が勢いづいている。
そのQアノンが米国のみならず、日本でも活動を広げているという。本誌は「Q ARMY JAPAN FLYNN」の隊員に接触し、話を聞いた。