

追悼・栗城史多 身長162㎝、体重60㎏という小柄な身体で挑戦し続けた男
エベレストで生命を燃やし尽くす

’10年、本誌のインタビューに応えた際には、その肉体を披露。飲酒と肉食を絶つなど、自身の食生活について語った
「7回失敗しても、挑戦を止めなかった。その執念が、彼の魅力だと思っています。残念で堪りません……」(プロスキーヤーの三浦雄一郎氏)
登山家の栗城史多(くりきのぶかず)(享年35)が、自身8回目となるエベレスト挑戦中に死去した。身長162cm、体重60kgという小柄な身体で、「無謀」と言われながらも、諦めなかった登頂の夢。「不屈のクライマー」の突然の最期に、冒頭の三浦氏をはじめ、多くの関係者から追悼の言葉が寄せられた。