

元若嶋津 この世の土俵際で「死神」をうっちゃり
昨年10月、意識不明の重体になったが天国へ行く目前で「奇跡の復活」

千葉県船橋市の二所ノ関部屋近くにて。この日の最高気温は27℃で、親方は首筋に汗をかきながらゆっくり歩を進めていた
千葉県内の住宅街を、白髪の男性が10㎝ほどの歩幅で歩いている。若い女性に付き添われた男性は、歩行速度こそゆっくりだが眼光は鋭い。精悍な顔立ちと浅黒い肌から「南海の黒ヒョウ」と呼ばれた元大関・若嶋津の二所ノ関親方(61)と、モデルで長女のアイリ(29)だ――。
昨年10月、意識不明の重体になったが天国へ行く目前で「奇跡の復活」
千葉県船橋市の二所ノ関部屋近くにて。この日の最高気温は27℃で、親方は首筋に汗をかきながらゆっくり歩を進めていた
千葉県内の住宅街を、白髪の男性が10㎝ほどの歩幅で歩いている。若い女性に付き添われた男性は、歩行速度こそゆっくりだが眼光は鋭い。精悍な顔立ちと浅黒い肌から「南海の黒ヒョウ」と呼ばれた元大関・若嶋津の二所ノ関親方(61)と、モデルで長女のアイリ(29)だ――。