

目撃ルポ「レスリングの女王」伊調馨はもはやアスリートの身体ではなかった
東京五輪に黄信号
久々に姿を現した彼女に気づく者はいなかった

アメリカへ向かうため羽田空港に現れた伊調。かなり痩せてしまったためか、彼女に気づく者はいなかった
5月13日午後2時過ぎ、ゴロゴロと大きなトランクを引いた女性が、東京・羽田空港のロビーに姿を見せた。帽子にマスク姿でそそくさとチェックインを済ませて出発ゲートをくぐっていったのは、レスリング五輪4連覇の伊調馨(33)だ。
「伊調が空港にいたのは、アメリカのレスリング協会から招待されたイベントに参加するためです。伊調はこの日から1週間ほどニューヨークに滞在していました」(レスリング協会関係者)