

忌野清志郎「最期のロック・ショー《5.9in青山》」感動全ドラマ
竹中直人、大竹しのぶ、桑田佳祐らが追悼し、ファン4万2000人が集結!

祭壇の前に作られた幅16.2mのステージ。位牌は、ライブではお馴染みのマントを羽織って置かれていた
「数々の冗談ありがとう。いまいち笑えなかったけど。今日もひどいよ、この冗談は。でも、なるべく笑うよ。(中略)支えてくれたスタッフ、家族、友人、みなさん、ありがとう。外で待っているファンたちに、僕はありがとうは言いません。僕もその一人だからです。それは、あなたが言ってください」
5月9日、東京・青山葬儀所で営まれた忌野清志郎(享年58)の葬儀式「AOYAMA ROCK'N ROLL SHOW」。音楽仲間である桑田佳祐(53)も参列。友人代表として弔辞を読んだ竹中直人(53)、大竹しのぶ(51)に続き、遺影の前に立った甲本ヒロト(46)は、冒頭のように、努めて明るく語りかけた。そして参列者たちはまるでアンコールを催促するかのように拍手を送った。
最期まで型破りで、ファンを楽しませる"ロック葬"だった。