

薄毛を治す植毛技術で世界一の日本人執刀医 生え際だって見せられる神の技術
【密着撮】カツラやクスリもいいけれど手術でフサフサになる方法もあった

植毛手術は、後頭部の毛根を採取するところから始まる。長井医師は頭皮の状態などで3種類の器具を使い分ける
「ここはどうですか」「痛くないですか」局所麻酔をした患者に頻繁に声を掛け、執刀医は短くカットされた後頭部の毛髪を拡大鏡で確認しながら、直径1㎜に満たないペン型の器具でその毛根を1本ずつ慎重にくり抜いていく。実は採取する毛根の髪だけが予め短く切ってあり、それ以外の髪は剃毛せずに残し、ゴムで結んであるのだ(1枚目写真)。