

「平成30年8月豪雨」シミュレーション「多摩川大洪水」というリアル
【首都水没ハザードマップ】 二子玉川、武蔵小杉ほか高級住宅街が水底に

「平成30年7月豪雨の猛威を他人事だと思わないでください。同じ規模、あるいはそれ以上の大災害が日本を再び襲う可能性が十分にあります。特に8月と9月は台風が多く、なおかつ近年の台風は一度上陸するとなかなか出ていかない。大型の台風に停滞されると、一気に降雨量が増え、河川の氾濫や洪水などにより大きな被害が発生するでしょう」
そう強く警鐘を鳴らすのは、『首都水没』の著書があるリバーフロント研究所技術参与の土屋信行氏だ。西日本を襲った豪雨の被災地支援が始まったばかりというのに、追い打ちをかけるように再び大雨災害が日本列島を襲う可能性がある。「平成30年8月豪雨」は必ずやってくるのだ。