遺伝子解析で、それぞれの患者にとって最適ながんワクチンが作れる技術を日本人が作った<figure><img src="https://media.friday.gold/image/upload/dpr_2,f_auto,q_auto:eco/if_iw_gt_1280,w_640/v1/assets/2020/10/media2018-07-26-83_l.jpg?__cld_token__=exp=1725838591~hmac=b9929b538e8f7ca6e690cf24fe3aed511e9743d1b7e8efa789137abbde689ac2" alt="【ドキュメント】注射一本でがん消滅　手術なし、抗がん剤も使わない最新研究（動画配信中）" data-asset-id="23556"></figure>「がん研」における日常風景。多彩な国籍のスタッフが集まっているため、会話は英語が使われている　がんの種類も、進行度合いも関係なし。増殖を続けるがん細胞が患者自身のリンパ球によって死滅する――。下写真B①〜④の組み写真は、その劇的な瞬間をカメラが捉えたものだ。　まず、写真A①とB①を見てほしい。白く色が抜けて丸く見えるのが、がん細胞。がん細胞よりも小ぶりに見える小さな丸い組織がリンパ球だ（リンパ球は病気から身体を守る免疫システムのなかで大きな役割を果たしている）。