4月は序章に過ぎなかった―― 5月下旬からさらに加速する!例年苦戦する春先に早くも10発超えでキング争い 盗塁成功率は100%でメジャー9冠、「唯一の弱点」得点圏打率の低さも問題ナシ!怪物の歩みを止める者はいない。５月７日（日本時間）のマーリンズ戦で大谷翔平（29）が快音を残して放った11号同点２ランホームランは、これから迎える"本編"への号砲だった。「前日のブレーブス戦では２試合連続となる９号、今季初の１試合２本塁打となる10号を含む４安打の大活躍。『春先は本調子でないことが多い大谷にしてはデキすぎだ』なんて周りの記者と話していたら、今度はマーリンズの剛腕ロデリー・ムニョス（24）が投じた高めの96マイル（約155㎞／ｈ）をいとも簡単にバックスクリーンへ放り込んでしまった。 これで大谷は打率（.370）、本塁打（11）、安打（54）、二塁打（14）など打撃９部門でメジャートップに立った（いずれも数字は７日時点）。ホームランは昨年を超える年間48本ペースです」（現地記者）