

金足農業・吉田輝星よ「大学なんか行かないでプロを目指せ!」
進学が既定路線と言われる吉田輝星選手に、球団スカウトが、「大学なんか行かないでプロを目指せ!」という理由は?

8月14日の大垣日大戦。味方が8回表に本塁打で勝ち越すと、その裏のマウンドで3者連続三振を奪った
夏の甲子園100回大会で誰より株を上げたのは、秋田の公立校である金足(かなあし)農業のエース・吉田輝星(こうせい)だろう。150キロに迫る直球と多彩な変化球で1回戦の鹿児島実業戦で14個、2回戦の大垣日大(岐阜)戦では13個の三振を奪い、一躍、甲子園の怪物となった。吉田が157球を投げきった1回戦の翌々日、本誌は花園ラグビー場近くの野球場で練習する彼を発見。終了後、直撃インタビューを実行した。