

「面倒くさい」から「20人以上殺した」久保木愛弓容疑者の異様な供述
「点滴に消毒液」で大量殺人 犯行を見逃してきた大口病院も責任重大

7月9日、送検のため神奈川県警本部を出る久保木。取り調べに対して「弱っている患者を狙った」と語っている
「実は、彼女は大口病院を辞めた後の’17年2月から4月にかけて、ウチの介護施設で働いていたんです。当時はまさか彼女が犯人だなんて思ってもいませんでした。今回の報道を受けて、職員はショックを受けています。医療にかかわる人は、自分が身体を壊しても患者さんを治したいという志を持った人が多いもの。それが逆に患者さんを殺すとは……」
そう語るのは、神奈川県内にある介護施設の職員だ。
7月7日、横浜の大口病院(現・横浜はじめ病院)で入院患者が次々に不審死を遂げた事件で、元看護師の久保木愛弓(31)が殺人の疑いで逮捕された。