今年1月に惜しまれつつ逝去した篠山紀信。日本芸術界の一時代を築いた写真家は、 能登半島地震で被災した石川県珠洲市の’70年代の姿を撮影していた。 当時、篠山氏が「人間の生活やにおいや手あか」に迫った連載〈家〉の一幕である。 カメラが捉えた’70年代の原風景には、数々の記憶が刻まれている――。<figure><img src="https://media.friday.gold/image/upload/dpr_2,f_auto,q_auto:eco/if_iw_gt_1280,w_640/v1/assets/2024/02/c6aa1d6c55590e7418a3e9c732bc32cf-28112324813099.jpg?__cld_token__=exp=1725839347~hmac=e90676156429f7316bf81444f81d53eb7a5a8de3f26917bf1d9c3ebe04b0776f" alt="" data-asset-id="217191"><figcaption class="wp-element-caption">篠山紀信《家　石川県珠洲市》1974年　東京都写真美術館蔵</figcaption></figure>記憶：リメンブランス　ー現代写真・映像の表現から Remembrance beyond images2024年3月1日(金)〜6月9日(日) 東京都写真美術館 2階展示室主催 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館 協賛 東京都写真美術館支援会員 助成 フィンランドセンター開館時間 10：00－18：00(木・金曜日は20：00まで）　 ＊入館は閉館の30分前まで 休館日　毎週月曜日　 ただし、4月29日(月)、5月6日(月)は開館。5月7日(火)は休館