

81人を殺した「ロシアの殺人警察官」恐怖の手口
遺体を犯し、首を斬り…
ついた仇名は「水曜日の殺人者」

逮捕後、取り調べを受けるポプコフ被告。事件発覚前は妻と娘との3人暮らしで、周囲からは「良い父親」と評判だったという
「ミハイル・ポプコフ被告(53)はペンチやアイスピック、斧などを使って女性たちを殺害していました。彼は元警察官で、殺害に使った道具は警察署の押収物を保管する倉庫から持ち出して使っていたようです。犠牲者の中には、首を切り取られていたり、心臓を取り出されていたケースもあったようです。この事件は遺体がなぜか水曜日の朝に発見されることが多かったことから、逮捕前、彼は『水曜日の殺人者』というニックネームで呼ばれていました」(国際社会病理学者の阿部憲仁氏)
ロシアから衝撃的なニュースが飛び込んできた。’12年にロシア・東シベリアのイルクーツク州で22名の女性を殺害した容疑で逮捕され、’15年に終身刑が確定していた元警察官のポプコフ被告。今年1月になって、彼が新たに59名の殺害を自供、合わせて81名もの人間を殺害した疑いが浮上したのだ。