

警視庁が取り逃がした"地面師の親玉"に独占インタビュー
積水ハウスから55億5000万円をだまし取った詐欺グループ
警視庁は逮捕目前で逃亡される大失態

都内の高級マンションから姿を現し、ベンツに乗り込むX容疑者
本誌記者がその男のオフィスに通されたのは、約束の時間から1時間ほど待たされた後のことだった。室内で待っていたのは、身長170cmほどの白いワイシャツを着た恰幅(かっぷく)のいい男。「地面師の親玉」と呼ばれるX容疑者(63)だ。
「早く話を始めましょうか」
Xはオフィスチェアに身を任せて、おだやかな表情で話し始めた――。