

首都圏で唯一建設中八ッ場ダム工事で、ついに村が水底に沈む
【ドローン撮】フライデー・スペシャルノンフィクション

建設中のダム上空から吾妻川の上流側をドローンで撮影。白線内が完成後、水に沈む地域だ。右が川原畑地区、左が川原湯地区。中央を横切っているのが八ッ場大橋で、不動大橋が奥のほうに見える
首都圏唯一の建設中ダム
「八ッ場(やんば)ダムの計画が立ち上がったのは昭和27(1952)年。ここまで66年間もかかっていますが、現在は24時間体制で順調に工事が進んでいます。堤高116mのダム本体は8〜9割が打設済みとなりました。完成は’20年3月を予定していますが、その前に試験湛水もあります。ダム完成時に水没する地域を見ることができるのは、あと少しということになります」(国土交通省関東地方整備局・八ッ場ダム工事事務所の遠藤武志副所長)