

極右政治家ボルソナロ氏の大統領就任で起こる「ブラジルの危機」
「南米のトランプ」と呼ばれる軍人出身の政治家が新大統領に

大統領と3番目の妻のミシェル氏(36)。夫人は「夫はファシストではありません」と国民に訴えた
「(反対勢力の)労働党の支持者は殺そう」
「先住民は金がかかりすぎる。彼らに与える土地は1㎡もない」
「犯罪者への拷問に賛成だ。むしろ3万人くらいは殺しておかないといけない」
「産休中の女性は年の半分しか働かない」
「自分の息子が同性愛者だったら、息子には死んでもらうしかない」
こうした人種差別、女性蔑視、同性愛嫌悪の発言を繰り返し、「南米のトランプ」と呼ばれる極右思想のジャイル・ボルソナロ氏(63)がブラジル大統領に当選した。