

母校早大に自筆原稿を寄贈 村上春樹の記者会見を読み解く

村上氏が日本で記者会見を行うのは、1981年に処女作『風の歌を聴け』が映画化されたとき以来のことだという
「村上春樹さんはもともと人前で話すことが苦手な方で、かつて’07年に早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞された際は、スピーチだけで質疑応答はなし。今回の記者会見では記者とのやりとりでジョークを言って笑いをとっていたので、かなり大きな心境の変化があったのではないでしょうか。今回の会見が作家人生のターニングポイントになる可能性もあると思います」(早稲田大学教授の石原千秋氏)