

羽生結弦 またしても世界を驚かせた「4回転×3回転半」
絶対王者の次の目標は「すべてのジャンプをきれいに決める」こと

意外にも、グランプリシリーズ初戦優勝は今回が初めての羽生。2位に40点近い大差を付けての勝利だった
完璧な演技を目指し王者は進化し続ける
いったい、この絶対王者はどこまで強くなるのか――。
11月4日、フィギュアスケートのグランプリシリーズフィンランド大会で、羽生結弦(23)が今季世界最高の297.12点をマークし、優勝を果たした。圧倒的な強さを見せつけた今大会の演技の中でも観客のド肝を抜いたのは、前人未到の4回転トーループ+トリプルアクセルだ。