

アメリカ人も脱帽 大谷翔平が圧倒的評価で「新人王」獲得した意味

月間最優秀新人に選出された時の写真(今年4月)。左からエンゼルスのソーシア監督、大谷、オーナーのモレノ氏
「オープン戦では野手として打率1割台、投手としては防御率27.00と散々な成績で、新人王などとれるとは思ってもみませんでした。それがシーズンに入り、内容が劇的に変わった。ベーブ・ルース以来の二刀流として、飛距離130m以上の特大本塁打を連発し160kmの剛速球をコンスタントに投げ込むんです。メジャーでも、これだけのパワーとスピードを兼ね備えた選手は他にいません。米国人も脱帽する、文句なしの選出でしょう」
こう語るのはエンゼルスの大谷翔平(24)の先輩で、元メジャーリーガーの高橋尚成(ひさのり)氏だ。