

山根明氏が語った日本ボクシング連盟・会長追放事件のその後
日本人を憤激させた悪党2018

毎朝、喫茶店に行くのがドンの日課。週刊誌や新聞は嫌いだが、テレビ局のオファーは受ける予定だという
「なんやお前ら! なに勝手に撮ってんねん!」
12月中旬、大阪市内の自宅を出た日本ボクシング連盟前会長・山根明氏(79)は、本誌記者の姿に激怒した。
それもそのはず、’18年8月に会長を辞任するきっかけとなったのは、「暴力団組長との密接交際」を報じた本誌記事である。「フライデーだけは許せん」と怒るのも無理はない。
しかし、そこはさすが"ドン"と呼ばれた男。粘り強く取材交渉をすると、「いまからモーニングに行くからついて来いや!」と、懐が深いところを見せ、妻とともに喫茶店で約90分にわたりインタビューに応じた。