

【京アニ事件】慰霊碑の建立場所が変更に――放火現場で起きた「思わぬ騒動の中身」
取材・文・撮影:形山昌由(ジャーナリスト)
36人が死亡したあの日から早や4年、9月から公判も始まったが……
「闇の人物でナンバー2と呼ばれる人が(自分の応募作品の)落選を仕組んだ」
「作品を落としたりパクったりした京アニに恨みを持っていた」
被告が重度の火傷を負い開始が遅れていた京都アニメーション(以下、京アニ)放火事件の公判が、ようやく9月から始まった。車椅子に座り出廷する青葉真司被告(45=殺人罪などで起訴)は、不可解な供述を繰り返している。