

《スペシャルインタビュー》リトバルスキー サムライたちはもう世界トップと戦える
取材・文:栗原正夫 撮影:渡辺航滋
元西ドイツ代表としてW杯決勝を3度戦った天才ドリブラーが語り尽くす
「試合前、願望も込めて2-2のドローを予想していたけど、ドイツイレブンの序盤のパフォーマンスを見て『難しいな』と思った。ドイツ人としてリアクションが難しいけど、日本は十分に世界のトップと戦えるポテンシャルを示したよ」
9月9日、日本代表が敵地で行われたドイツ代表との親善試合に4-1で快勝。W杯優勝4度を誇る強豪から昨年のカタールW杯に続く金星となったが、元西ドイツ代表MFで’93年のJリーグ開幕元年にジェフユナイテッド市原(現ジェフ千葉)でプレーしたピエール・リトバルスキー氏(63)は冒頭のように感想を述べ、「私は驚かなかった」と言うのだった。