

【ハワイ・マウイ島大火災】生存者が証言する「楽園の地獄絵図」
死者・不明者1300人超
「煙で何も見えない中、炎に追われて海に飛び込みました……」
「炎が迫ってくるのが家の窓から見えたので、慌てて車に飛び乗って大通りを目指しました。しかし、道路は渋滞でまったく車が進みません。煙が立ち込める中、車を乗り捨てて走って逃げるしかありませんでした……」
震える声で打ち明けるのは、マウイ島在住の会社員・マイク・アンドレーザさん(35)だ。アメリカ・ハワイ州マウイ島で8月8日に発生した火災が、死者・行方不明者1300人超(8月15日現在)と「ハワイ史上最悪」と言われる被害を出している。