

「全人類を笑わせたい。我々、ほぼももクロですから」…初単独ライブも成功「ヨネダ2000」の作り方
独特なネタと芸風で注目を浴び、「M-1グランプリ」や「THE W」などの賞レースだけでなく、バラエティーでも活躍するヨネダ2000の誠と愛。今年6月には、神輿とドラム演奏でスタートする前代未聞の初単独ライブ(大阪・東京)を成功させた。
我が道を行くスタンスは、どんなところからきているのか。単独ライブの演出やネタ作りのエピソード、コントでパラパラを踊り始めた理由、芸人が集結するバラエティーやライブでの対応について、今後の目標など、自由奔放な彼女たちの率直な思いを聞いた。

アンコールをいっぱいやって、全員分渡したら面白いんじゃないか
――6月開催の単独ライブ「ハイコー・ポキムライヴ!」を拝見しました。オープニングで「おジャ魔女カーニバル!!」(アニメ『おジャ魔女どれみ』の主題歌)に合わせて愛さんがドラムを叩く姿が格好良かったです。
愛:『ヨネダにラブ・ソングを…』(ドコモの映像配信サービス「Lemino」で配信されている番組)でドラムを習ってたら、できそうかなと。本当は誠と2人で「ツインドラムでやろうか」みたいな話もあったんですけど、やっぱ得意、不得意がありますし、練習期間もそんなになかったので私だけやることになったんですよ。
それこそ、『ヨネダにラブ・ソングを…』の先生・青いさん(SNSで注目を浴びたドラマー)にドラムを教えていただいて。番組とは別にドラムソロの楽譜とかも作ってもらって必死に練習した感じですね。
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取材・文:鈴木旭
フリーランスの編集/ライター。元バンドマン、放送作家くずれ。エンタメ全般が好き。特にお笑い芸人をリスペクトしている。2021年4月に『志村けん論』(朝日新聞出版)を出版。個人サイト「不滅のライティング・ブルース」更新中。http://s-akira.jp/
PHOTO:スギゾー