

《初代タイガーマスクの金言》佐山聡「私はこれからもガチンコで生きていく!」スペシャルインタビュー
取材・文:形山昌由(ジャーナリスト)
狭心症とメニエール病などを併発 難病と闘う不屈の武道家
「新しい武道を作る研究のため一日中、自宅の書斎で本を読みパソコンに向き合う。そんな生活が何年も続いています」
武道家の佐山聡(さとる)(65)が穏やかな口調で語る。佐山は’80年代前半に日本中のプロレスファンを熱狂させた、覆面レスラーの初代タイガーマスクだ。その後は総合格闘技『修斗(しゅうと)』や『ユニバーサル・レスリング連盟(UWF)』を経て、独自の武道を立ち上げるために奔走している。常に本気のガチンコ人生を歩んできた、佐山の半生を振り返りたい――。