

ニコ動出身の「米津玄師」と「ぼくりり」 明暗を分けたポイント

「事務所には大きな仕事のオファーが相次いでいるのは間違いないでしょう。CMなどは本人出演込みの高額ギャランティでの依頼があると聞いています。スタッフは仕事を選ぶ目利き力と、断る力が今年の一番の任務になりますね」(広告代理店関係者)
昨年暮れ、紅白出演で話題をさらっていった米津玄師。現在は全国アリーナ・ツアー中だ。彼は、桑田佳祐、吉田拓郎などのカリスマ・アーティストからも評価が高い。
アイドル、バンド、K-POPの「団体戦」がひしめく音楽業界で、「個人戦」である男性ソロ・シンガーが、実力だけで注目を浴びるのは難しい時代だ。ただ、紅白歌合戦で堂々としたパフォーマンスを見せたこともあり、巷の小学生たちさえも「米津が一番良かった!」と口にしているほどで、もはや頂点を極めたかのように崇められている。