

【神戸6歳男児死亡事件】 逮捕された″4きょうだい″が暮らした「虐待の家」
祖母と息子は「負の連鎖」の犠牲となったのか
静寂に包まれた3世代の同居生活は、おぞましい暴力が支配していた
監禁・暴行を受けた祖母、さらに遺体で見つかった6歳児が暮らした家では、忌(い)まわしい支配が渦巻いていた――。
6月20日、神戸市垂水(たるみ)区(兵庫県)に住む60代男性は、仕事帰りに異様な光景を目撃した。夜11時過ぎ、街灯に照らされた団地の路上で、穂坂由美子さん(57)がグッタリと車いすに腰掛けていたのだ。