

【人食いバクテリア】溶血性レンサ球菌 致死率30%の恐怖
発症すると手足が2倍ほどに膨れ激痛が走る
東京、愛知、大阪など都心部を中心に
患者が増加中、4月下旬までに263例!
意識不明の状態で搬送された60代女性の右脚には、紫色の腫(は)れが確認された。医師が切開すると、筋膜についた無数の菌を発見。短時間のうちに両脚で壊死(えし)が進行し、切断せざるをえなかった――。
手足が2倍ほどに膨れ、激痛に苦しみながら死に至る恐ろしい病気が蔓延している。『劇症型溶血性レンサ球菌感染症』だ。医療ガバナンス研究所理事長の上(かみ)昌広氏が解説する。