

いま語る 思い出の『紅白歌合戦』「歴史的ハプニングと舞台裏」
かつては視聴率80%を記録したこともある大晦日の国民的娯楽番組『紅白歌合戦』。
今年で69回目を迎えるが、歴史の長さだけ、事件も多々、起きている。
生方アナの「ミソラ発言」に長渕の暴言、記憶に残るハプニングと裏話をたっぷりと……。

生放送ならではのハプニングが続出!
合田 島田さんは、25年間『紅白歌合戦』の担当をされたんですよね。すごいな。
島田 最初はADで使いっ走りですよ。それから紅組と白組双方のチーフディレクターを担当して、舞台監督になり、最後は演出を担当しました。合田さんの一番古い『紅白』の記憶はいつですか?
合田 1963年の『紅白』ですね。まだ2歳だったんだけど、新聞記者だった父が誕生日のプレゼントにテープレコーダーを買ってくれて、それで『紅白』を録音しました。繰り返し何度も聴いたんで、すごくよく覚えてるんですよ。