

″最強の市役所職員″土性沙羅が語る「仕事は大変、でも毎日が新鮮!」
レスリング女子・リオ五輪金メダリスト 取材・文/ノンフィクションライター・柳川悠二
三重県松阪市
「地元に恩返ししたくて、自分で応募しました!」 4月から教育委員会に正規職員として勤務中
″史上最強″公務員の誕生だろう。
’16年リオ五輪の女子レスリング69㎏級金メダリスト・土性沙羅(どしょうさら)(28)は、今年3月に現役を引退し、故郷である三重県の松阪市役所職員に転身した。社会人経験者枠での応募には、コネなどを使わず、結婚後の苗字でエントリーしたため、採用を担当した市職員も当初は気付かなかったという。