

Vチューバ―の分身が大反響 テレ東・相内優香アナのスタジオ密着

アイドル顔負けの美貌だが「30過ぎてアニメ声は痛いと思います(笑)。でもネットの人たちが面白がってくれたのは発見」(相内優香アナ)
それは偶然の産物だった。
昨年8月末の『WBS(ワールドビジネスサテライト)』で放送する特集ネタに困っていた俵口和浩(ひょうぐち)デスクは、IT会社の広報から聞いたVTuber(バーチャルユーチューバー)の話を思い出す。
VTuberが、CGで創ったアバター(分身)を使って動画配信するサービスだということは知っていたが、その仕組みはいまひとつわからない。オンエアまで残された時間はわずか2週間。「業者を訪ね、誰かが体験取材するのが手っ取り早い」と決め、白羽の矢が立ったのが、現場取材を担当するフィールドキャスターの相内優香アナ(33)だった。そして相内アナがアバターを動かすための機材を身にまとった瞬間――スタッフは信じられない光景を目の当たりにする。