

金正恩「ナゾの列車パフォーマンス」でトランプ牽制の時代錯誤
3泊4日、時速60キロでノロノロ移動

26日朝8時、ベトナム・ドンダン駅に到着した金委員長。この後、車で約170㎞離れた首都ハノイに向かった
「金委員長は2月23日午後、最高時速60㎞のノロノロした列車で平壌(ピョンヤン)からベトナムのハノイに向かいました。『一号列車』と呼ばれる防弾装備で覆われた特別仕様車です。護衛のために武器を持った軍人も乗っており、安全性は申し分ありません」(大阪市立大学教授の朴一(パクイル)氏)
2月27、28日にハノイで行われた二度目の米朝首脳会談。金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長(35)は、往路で3泊4日もかけるという「ナゾの列車パフォーマンス」を行った。平壌―ハノイ間は飛行機なら3時間半だが、列車だと約60時間もかかる。それでも列車を使ったのはなぜか。