

最新″軍事ドローン″の「恐ろしすぎる性能」
ウクライナ侵攻で注目、有事に備えて米中台でも開発が進行中
時速400㎞超、1台23億円の空中殺戮マシーン
もはや人が前線に立って戦争をする時代は終わろうとしているのかもしれない。ロシアに対し徹底抗戦を続けているウクライナ軍だが、その背景には西側諸国から大量に支援された軍事ドローンの存在があるとされる。偵察、攻撃、自爆……さまざまなタイプのドローンが実戦投入され、多大な戦果を挙げているのだ。国際ジャーナリストの山田敏弘氏が言う。
「アメリカは攻撃用無人機の『スイッチブレード300』などを700機供与。全長約30㎝で重さ2.5㎏の携帯可能な『スイッチブレード300』は飛行距離が10㎞ほどあり、戦場で兵士がモニター画面を見ながら敵の装甲車に攻撃を仕掛けています」
ドローンは今や戦場兵器の主力になりつつあり、各国は有事に備え熾烈な開発競争を繰り広げている。