FRIDAY

角幡唯介 オレの探検メシ 探検家、巨大カレイ・オヒョウを食す

ノンフィクション界のトップランナーが「地球最北の村」から緊急寄稿

連載 第2回

角幡唯介 オレの探検メシ
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寿司ネタのエンガワことオヒョウがこちら。中には3m近い巨大なものも。ムニエルにしてもおいしい

 1月中旬にグリーンランドにやってきた。探検の根拠地は北緯77度47分にある最北の村シオラパルクである。人口約30人、現在でも犬橇(イヌぞり)に乗り、海豹(アザラシ)や海象(セイウチ)を仕留めて生活する猟師村だ。

 この地域に住む人々は、昔は本当に途轍もなく危険でスケールの大きな旅をする冒険者であった。春になると犬橇に乗り、氷床を越えて、カナダ国内に越境し、長いときには何十日と狩りをしながら旅をつづけた。当時の彼らの大旅行は旅というより生活といってよかった。

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