

長谷工「盗撮所長」が新築マンションに仕込んだ「卑劣な手口」
共用トイレに盗撮カメラ設置が発覚しても、事件は隠蔽されて……

長谷工はゼネコンの中では準大手という位置づけだが、分譲マンション建設に関しては業界トップシェアを誇る
「長谷工関連会社の30代女性作業員が、共用トイレを使った時のことです。建築中の建物は、汚さないためトイレの壁にプラスチックのベニヤ板がテープで張ってある。そのテープに、ドリルで開けたような穴が等間隔に並んでいたことに目がとまったそうです。おかしいと思ってテープを剥がすと、縦横2㎝ほどの小型隠しカメラが出てきたんです」
こう話すのは、神奈川県川崎市内に建設されたマンション『アクアブリーズ川崎』の現場作業員・A氏だ。