

神戸・高校生刺殺事件 被害者の父が無念を告白「少年法」で守られる犯人への静かな怒り
’10 年10月、神戸市内で男子高校生が路上で刺され死亡
当時17歳だった犯人は11年後にようやく逮捕されたが、逃亡中、周囲に犯罪を吹聴し、SNSでも盛んに自己発信
いまから13年前、神戸市北区の路上でその凄惨な事件は起きた。’10年10月4日夜10時45分頃、住宅街に置かれた自販機の前で、高校2年生の堤将太さんは、知人の女子生徒と談笑していた。少し離れたところに腰掛け、二人を見つめる男……。「気持ち悪い人やね」「ほんまやな」。将太さんたちはそう怪しんだ。