

写真家・名越啓介氏が捉えた日系ブラジル人「終わりなき日常を生きる」
愛知県豊田市
在日外国人たちの経済苦、差別、そして家族愛……
公開中の映画『ファミリア』のモチーフとなった写真集から珠玉ショットを公開
役所広司主演の映画『ファミリア』が注目を集めている。日系ブラジル人を取り巻く貧困・差別、そして家族愛を描く本作には、実はモチーフとなった写真集が存在する。世界を舞台に活動する写真家・名越啓介氏が「保見(ほみ)団地」(愛知県豊田市)に住む日系ブラジル人たちの日常を捉えた『Familia 保見団地』(’16年)である。