

バット職人・名和民夫が明かす 天才打者たちの細かすぎる注文
ストーブリーグ特別インタビュー
イチロー、松井秀喜、村上宗隆……
偉大なバッターを支えてきた
その道30年の名匠
岐阜県養老町の観光名所「養老の滝」。そこからほど近いのどかな田舎町に、ミズノテクニクスのバットクラフトマン・名和民夫(なわたみお)氏(ミズノテクニクス・55)の工房はある。阪神の両大砲・大山悠輔(28)と佐藤輝明(23)、広島のヒットメイカー・西川龍馬(28)、そして最年少三冠王のヤクルト・村上宗隆(22)。現役選手だけではなく、イチロー(49)や松井秀喜(48)らレジェンドたちからも全幅の信頼を寄せられ、バット製作を任されてきた名匠だ。