

「皇居前広場」 時代が変わるとき ここでドラマが起きていた
時代を映し出す鏡のような場所で 昭和、平成、令和 何があったのか

5月1日13時、令和初日の朝刊を手に記念写真を撮る男性
「皇居前広場という場所は、時代を映し出す鏡のようなもの。終戦後すぐの頃には、皇居前広場には行きたくないという国民も多かった。逆に昭和40年代以降には、大きな幟(のぼり)などを立てた右翼的な人が集まりがちになった時期もありました。
しかし平成になって、象徴天皇として全身全霊で務める天皇陛下の努力を感じ取った国民が、一般参賀に足を運ぶようになり、その数がどんどん増していったのだと思います」(皇室ジャーナリスト・神田秀一氏)